8月は、財団初めての会場!「都ホテル尼崎」でのcompetition!と広島尾道での試合と二試合あるのですが、二試合共に《パソ・ドブレ》の試合がある為に、パソ中心でレッスンに練習に勤しんでいるこの頃ですが、ラテン種目の中でも異端児中の異端児であるパソは、深堀りすればするほど「スルメちゃんW」のように味わい深い種目であると再認識している次第でございます(*- -)(*_ _)
開放的で愉快で、底抜けに明るいイメージのラテンの中で、パソはどちらかというと勇壮かつ悲壮感を醸し出す雰囲気の種目ではないでしょうか?闘牛とフラメンコチックという二つの世界観が二大要素として含有しておりますが、肝は👆
【内省的な中から生まれる激しさとドラマティックさ】
パソのコツとか特徴はこの概念的な理解から始まるのではないかと勝手に解釈し、歴史や成り立ちを調べていきますと、私達アマチュアのダンサーにも非常に参考になりcompetition!にて試したくなる項目が山積していることに気付きましたので、書き記し備忘録的に考察したいと思います( `ー´)ノ
【まずは、徹頭徹尾!パソは様式美のダンスである。】
これが基本中の基本。男女共に骨盤を前に出して胸を反らせ、シェーピングのポーズを崩さない。これがまた難しいのですが、大魔王コーチャーの名言!
『パソは困ったら(笑)シェーピング!』
『両のアームは、全て弧を描くイメージで!』
『強い意志と集中力を演技!刺すか刺されるか!』
芝居じみたポージングとシェープと表情が、パソの醍醐味でありドラマテックな昴揚を生み出す。足でのタップや手や指の動きは、フラメンコチックの様式美であり、パソに奥行きと緊張感を加味している。
「パソ・ドブレ」パソとはスペイン語で、道を歩く仕草のステップを意味するそうで、ドブレはダブルと同義で、文字通りダブル二重とか二歩の意。シャッセやシュールプラスなど二歩のステップで構成されているフィガーが多い。
最後に!
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