皆さま!季節的にも春から夏に向かおうとしているこの頃ですが、私達は日頃の練習とレッスンの成果を確かめるべく大阪市の南端の住吉スポーツセンターにて財団コンペティションに参戦して参りました。
結果が出ていない時は、ブログを書くにも筆が進まず(笑)出来れば思い出したくないのが本音なのですが、中途半端に成績が良かった時は子供のように嬉しがって賞状なんかをアップしたりする癖に、一発落ちを繰り返している時に意気消沈な態度は以ての外。結果が出ない時や辛い時こそ人間としての本質と、新たな気付きを見つけなくてはいけません。
と、言いながらも
エェ書きますとも書きますとも❗️
ここまで来れば怖い物無しで、自虐ネタとして読んでいただければ幸いです。
という訳で、朝一発の会場入り。午前中はラテンシニア戦の出場。
結果は2位を頂きまして、まずまずの手応え。チャチャ・ルンバの単科戦でしたが、本戦と異なるノンプレッシャーと、種目を限定した練習ができた確認を冷静に取り組めた結果かと。
また、決勝の順位スケーティングで、【世界のT居御大先生!】がチャチャ・ルンバ共に1位を入れて頂いた事はとても嬉しく自信になりました。
午後からのスタンダード戦です。A級は一回戦から5種目戦という死闘マッチ!
44組エントリーで一回戦で24組upですから20組はバサッと落とされます。歴戦の勇者の集まりのA級ですから、自分達の並々ならぬ努力や勝ちたい!という意志などは、なんの容赦もなく木っ端微塵に打ち砕かれます。
一回戦突破がまずは目標。
B級までは一回戦、二回戦、・・・・とラウンドの進み具合で二人の指摘や微調整ができるのですが、A級戦は一発勝負の言い訳ナッシング。そこが良い所でもあるのですが、なんとまぁ一回戦落ちが続きますと、自分達の踊りを全否定された感が満載のメンタルダダ落ち状態に陥ります。
今回のA級戦は、ヴィェニーズ・ワルツをどう踊るか?どう乗り切るか?これがミッションでしたので、とりあえず5種目踊り切った事で合格としましょう!(去年も同じことを言っていた気もしますが・・・・)
35点満点の11点の36位・・・・(・´з`・)
コンスタントに一回戦を勝ち抜き、次の最終予選・準決勝に駒を進める為には、まだまだ課題が山積していると思われますが、もう一度原点に戻って、自分達の踊りを見つめ直したいと考えております。
①超具体的な目標を立てる
②意識して練習する
③フィードバック
④つねに現在の能力を上回る課題に挑戦しつづける
⑤効果的な練習方法を知る人が監督する
その後に行われたシニア戦も本戦の玉砕を引きずっていたのか?ワルツ準決勝敗退、スロー6位と散々な結果となりました。1からやり直します(;´・ω・)
A級本戦は、大人のサロンチックで想像以上に皆さん殺伐としていない事は以前のブログでも書かせて頂きましたが、今回の試合でも心温まる光景が有りました。
昨年度のA級スタンダード戦初戦の神戸!踊る前の整列時に私のゼッケンが外れていて。。
「踊る前からゼッケン外して、あんた余裕やなぁ~wwwww」
とお声かけ頂いたA級ベテランパートナーさんを皆さん覚えておられると思いますが、この方が今回も、1種目目のワルツが始まる寸前に!(私達は4ヒート中の4ヒート目)
スッっとパートナーの背後に来られ、ドレスのホックを直して頂きました。カッコいいです!おしゃれです。
『あぁ、すいません(*^_^*)リーダーの私が気付かず・・・・・』
この方は、良いの良いのってな感じでウインクを残して自分のヒートに戻られました。
他者の良い踊りやピクチャーポーズに惜しみない拍手をしたり、番号や名前を呼んだり。ドレスの不備やゼッケンのズレをさり気無く指摘してくれたり・・・
こういった紳士淑女的な方がA級選手の中には多くいらっしゃいます。私達も少しでも長くこのA級のなかで踊りたいと心から思わせて頂きました。勝った負けたや残った落ちたと、一つのコンペの結果で一喜一憂してる自分が恥ずかしくなったのも事実。
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