2月3日の財団五月山のコンペティションが近づいて参りました。種目は土曜日のシニア戦のみなので、ワルツ、タンゴ、サンバ、ルンバと4種目。
昨年度と違い、練習時に10種目踊る事を必須に取り組みつつ、レッスン内容も備忘録的にブログに書き込める内容から、直接的にボディを使って説明しないと如何とも文章で表現出来ないレクチャーが激増して来ました。
これはこれで大変有り難く嬉しい悲鳴なのですが、ブログに表現出来ないもどかしさも同時に感じつつ、昨年までのレッスン内容は所謂中級者向けだったのか?と独りごちる日々でございます。
先日は久しぶりに「Kaeコーチャー」のレッスンだったのですが、ワルツシャッセフロームPPを約30分ほどかけて緻密かつ繊細にレクチャー‼️
びっくりするくらいわかっていませんでしたが何か?
かれこれ20年近く踊っていたシャッセフロームPPは何だったのか?愕然と首を垂れるしか術はないほどのショッキングな出来事でした。
三年ほど前でしょうか、「Kaeコーチャー」に私は質問しました。
「先生、これほど巷でYouTubeやネットでダンスのコツや踊り方などが氾濫している時代ですが、個人レッスンの価値や存在意義に相反する部分はないのでしょうか?」
『うーむ🤔難しい質問ですね。苦笑 今はネットやYouTubeで世界中のトップダンサーの踊りが瞬時に何処でも閲覧出来る良い時代だと思います。』
『私達の昭和の時代はそれこそ世界のダンスに触れようと思えば、イギリス🇬🇧やイタリア🇮🇹に直接足を運ぶしかなかった。』
『でもね、Mさん。ダンスは映像と言葉の解釈では絶対に上手くならないのよ。表面的な言葉や画像では理解出来ない深〜い部分が物凄くあって。』
「あぁ、何となくわかります。任侠映画観て自分が高倉健になった気分で、街で肩で風を切って歩くオッサンみたいなw」
『wwwwww全然違います』
『YouTube観て上手くなったら、私達プロレッスンは商売上がったりですよね。なぜ個人レッスンが必要か?』
『MさんがA級になってダンスの本質に近付いて来たら答えが出ます。』
A級にはなりましたが、ダンスの本質に近付いたかと問われれば、まだまだ三合目ほどと謙遜ではなく思う訳ですが、先日のシャッセフロームPPの30分深掘りレッスン時に3年前のコーチャーの言葉が蘇って来ました。
つづく
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