top of page

10種目の練習で見えて来た事❕②(スロー・クイック・ヴェニーズワルツ編)


【スロー(Slow Foxtrot)】




もうね、スローほどアグレッシブで戦闘的なダンスはないと思う訳ですよ。普通は逆にまったりした正しくスローに踊る種目と捉えられがちですが、何が何がこれほど好戦的wな種目はない!


まず足を揃える箇所がほとんどないし、ライズとロアーの感覚からしてファジーチックだし、フットワークが激ムズでミスると何踊ってますのん?あんた💢に陥る摩訶不思議な種目。


このスローの難しさは数多あるのですが、人間というのはゆっくり動くのが苦手な故にゆっくりの動作の中に勝手に自己流に作り出したエッセンスを介入させてしまいがちなんですね( ˊ̱˂˃ˋ̱ )


足元の正確さとCBM &CBMPが確立した上でのスェイやネックの味付けが可能になるのにも関わらず、何かを踊りながら何かイチビッテしまう。そしてそのほとんど100%が間違い。


アマチュアクラスはまずこの泥縄からの脱却に10年以上はかかると思います。


冒頭にも記しましたが、A級戦では

3種目又は4種目に踊るスローですが、私自身は1番神経と筋肉使う種目です。

スローの後のクイックwに続きます。



【クイック(Quick-Step)】



出ました!クイックwA級戦では5種目の最終種目となりますやね( ̄ー ̄)ニヤリ

クイックステップの始まりは、1920年頃にアメリカでブームとなった「チャールストン」が由来といわれています。現在も多くの人たちを魅了するダンスとして人気があり、ヒザを近づけたまま左右の足を交互に踏み出すのが特徴的です。


このクイックですが、音楽が速い(実際は全く速くない)と身体と脳が認識してしまって、どうしても前のめりな「キツツキダンス!」に陥りがちです。


重心が足裏ボールの前方に常に位置する故、かかとがほとんど下りないという中高年ダンサーには苦行のような種目となりますが、私達は「Syuコーチャー」から大いなるヒントをクイックステップで伝授してもらってから、クイック苦手意識が完全に払拭されました。



大きく分けて二点に集約されます。



①どんな速く飛び跳ねても、足音を一切出さない‼


②前傾の前のめり防止の為、サポーティングフット重視‼



この二点目のサポーティングフット重視は、皆さんも意識して踊って下さい。びっくりするぐらい安定するし推進力増すし、男女のボディーがしっとりとハマって来ます。



もうひとつクイックはA級選手アルアルですが(笑)這う這うの体で溺れたダボハゼのようにw踊る傾向がA級戦でも散見されますが、この5種目のクイック始まって30秒ほど経過すると・・・・



『クイック’s ハイ❕』


に陥ります。ランナーズハイみたいなものですやね( 一一)2分でも3分でも踊ってやるぜぃベイビー!みたいに(笑)しんどさが快感に変化する瞬間があるのですね。




【ヴェニーズワルツ(Viennese waltz)】



さてさてモダンのトリを飾るのは、恐怖のヴィニーズです。わたしは以前のブログにも書きましたが、ヴィニーズ大好きです。大好きになろうと意識してます。


19世紀のウィーンで大流行し、世界的に有名な踊りになりました。なぜなのか?

ステップの数自体は、他の種目に比べると圧倒的に少ない事が一つ特徴です。



ウインナーワルツの伝統を守るため、応用的なステップを作らないと決められていた為、あまり発展しなかったようです。しかし現在では、色々な種類のステップを踊るようにしている流派もあり、変化がおきています。特にWDSFの世界のヴィニーズなんかは変化してきてますやね(●´ω`●)



ヴィニーズワルツは、私達ペアは「Kaeコーチャー」にほぼ100%レッスンを受け続けていますが、これが地獄のレッスンでして、ナチュラルとリバースとチェンジ以外のステップは全く踊らず、ナチュラル3周3セット、リバース3周3セットなど学連顔負けの基礎練習に明け暮れております。



ヴィニーズのコツや極意は、レッスン頻度が少ないが故にスルリとつかみかけた頃に逃げて行ってしまいますが、今年度はヴィニーズ攻略も大きなミッションの一つになっております。次はラテン編に入って行きます!




                                    つづく




bottom of page