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25秒が勝負だぜ!(SKテク2備忘録)

更新日:2023年4月7日


全国でも競技会が各地で開催され、コロナ禍以降久しぶりに盛り上がってきている競技ダンス界ですが、今日はジャッジ目線からのコーチャーからのレクチュアーを!



数多の先生方も同じような表現、事柄をおっしゃっていますが、25 seconds is the game!(初めの25秒が勝負だぜ!)って事。競技会の1曲あたりの時間は1分30秒はまずなくて、1分10秒~マックス1分25秒ほどでしょうか?この中で優劣を決めチェックを入れる為には人間的な本能として3チェックは早めに付けたい。早めに安心したい。ゆっくり吟味は後半で。。。などと色々な心理が働きます。




私達の師事しておりますコーチャー夫妻は、財団のプロオープンのジャッジは勿論ですが、全日本クラスのジャッジも頻繁にされているので、ジャッジ目線のレッスンも大変多く、全くアマチュア競技選手の目線と違うことにびっくり(◎_◎;)してしまいます。




詳しく説明しますと、スタートからの25秒は超貴重で、この時にジャッジに対するアピール、技術、スピード、オーラ、テクニックなどなどを見せつける事!これにつきると言う事です。得てしてアマチュアは1分15秒全て納得した踊りを追求しようとして、覇気のない無難な面白みのない前半の踊りでチェック機会を逃していると。



前半25秒が150パワー

中盤25秒が90パワー

後半25秒が60パワー



これぐらいのエネルギー配分がベストとの事。前半150の踊りが出来れば、中後半は自分たちが思ってる以上にストロングに踊れているケースが多い。



逆に最悪なパターンは、前半25秒に気合入りまくって、ミスや違和感連発!取り戻そうと中後半頑張るが、前半のつけを取り戻すどころか、雪だるま式に膨らんでいき収集不可能な状態で撃沈!競技会アルアルですね( 一一)



ですから我が師匠のレッスンは、前半至上主義!徹底しています。音楽鳴ってからではなく組む前、後、プレパレーションから徹底的に追及されます(まったく出来ませんが何か?)皆さんも前半25秒を重点的に意識してアマルガやルーティン、踊りのクォリティーを上げてみて下さい。自分が思うより以上の爆発的な効果があることを保証します!

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